ウオッカ
昨日の天皇賞では、ウオッカが勝ちました。写真判定に15分もかかるような接線になりました。2センチの差だったみたいですが、なぜでしょうね、画面ではダイワスカーレットが勝ったように私には見えました。カメラの位置の関係だとは思いますが、JRAもテレビ局にもう少し精度の高い映像を出してもいいんじゃないでしょうか。ウオッカの血統的な特徴というのは、やはり日本牝系を代表するフロリースカップの血統であるということだと思います。このグループを大きくしたのは、ガーネットとシラオキですが、ウオッカはシラオキの方です。シラオキは、ダービーで2着になった馬ですから、ウオッカには劣るかもしれませんが、競走馬としてかなり優秀でした。そういった意味では、ウオッカにもシラオキのような存在になる可能性はあると思います。ウオッカ自身が一流の牡馬を出さなくても、牝系の場合は、広がる可能性があるので、そういったところをしっかり見るのは大切ですね。牝系の場合、2代後とか3代後に優秀な牡馬が多く出るような気がするのですが、それは思い過ごしでしょうか。もちろん、牝系も広げて、一流牡馬を出す馬もいます。しかし、それはかなりまれであって、どちらかというと、何代か後に優秀な牡馬は出てくるような気がします。だからウオッカの子供がそれほど走らなくても、孫や3代孫が走る可能性があるので、こういうのは長い目で見ないと駄目ですね。牝系の場合は、ラフレッチェやマヨネーゼのように何代も後に優秀な牡馬や後継牝馬が出てきていますから、本当に長い目で見ないと分らないと思います。だから、ウオッカの場合も、子供が走ることよりも、その後に牝系グループから走る馬が出るかどうかを見るべきなのです。マムタズマハルから数えるとナスルーラやロイヤルチャージャーはやはり2代目、3代目になっています。ここは、さらにマームードを通してアルマームードを出していますが、マームードは牡馬なのでそれに含めるのはふさわしくはないかもしれませんが、それでもそれを含めると、5代目までにここからネアルコ系の3つのグループが生まれています。マムタズビガムもマーマハルもたいした競争成績は残していませんから、マムタズマハルは直仔で今でいうG1馬のような優秀な馬は出していないのです。それでも、ここからネアルコ系の3つのグループが出てくるわけですから、牝系の広がりは、必ずしも直仔の成績には左右されないということになると思います。たとえるなら、木と花のような関係になりと思います。実際の本体はやはり牝系で、そこに花が咲くわけですが、それが牡馬と考えていいと思います。本体は、どんどん枝分かれしていくわけですが、うまく枝分かれすればそこは成長して、それがまた本体になると考えていいと思います。結果的に見れば、見事な花も本体が伸びれば伸びるほどそこから生まれるのです。あまりいい例えではないかもしれませんが、そういうことなのではないでしょうか。
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