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サクラメガワンダー

土曜日の金コ賞では、サクラメガワンダーが勝ちました。ビデオがみれないので、レース内容は分かりません。サクラメガワンダーは、グラスワンダー産駒ですから、ニックスでの重なりが多い血統です。ロベルトの母の父がナシュア、シルヴァーホークがネアルコ産駒のアメリゴ、グラスワンダーがダンチヒです。更に、サクラメガワンダーの母の父がサンデーサイレンスですから、4代続けてニックスで重なっています。こういった血統は、あまり父系としては伸びません。ただ、牝系には入ることはできるし、マイナー血統として残ることはあります。話はそれますが、マイナー血統がなぜ重要なのかというのは、やはり、同じ血統が何度も入る血統というのは、伸びないので、だからこそ入り込める余地があるというか、必要性があるのだと思います。元々は、イギリスが競馬覇権国の時は、イギリスにおける血統の傾向だけで、血統構成というのは決まっていたといっていいと思います。生産頭数も、今に比べればそれほどでもなかったはずですから、マイナー血統は、それほど育つ土壌というのは、なかったかもしれません。それでも、やはり、血統には、マイナー血統は残っていたし、オーストラリアから、カーバインなどが輸入されて成功するということもあったと思います。主流血統の場合、母系にはいるのは、半分がニックスで、半分がヘロド系ぐらいだったのではないかと思います。それが2代続けて入ったり、一代おきだったりしながら、発展したのだと思いますが、ということは、実際はマイナー血統というのは、ニックスの関係に置いては、それほどは入っていません。そもそもが、狭い一国で覇権争いをやっていた結果と言えると思います。しかし、競馬も世界に広がり、アメリカが覇権国になると、中身ががらっと変わったといっていいと思います。アメリカは、生産頭数が多いので、そもそもがいろいろな血統が育つ素地みたいなものはあったと思います。それに、アメリカの特徴といえば、覇権をとったといっていい、ネアルコからして、イタリアの馬ですし、ノーザンダンサーのなかでも、発展している血統のなかに、母系にテディ系を持っているものが多いのですが、テディ系は、フランスで発展した血統です。そう考えると、アメリカは、いろいろなところから血統を吸収して発展したといえます。もちろん、それだけではなく、それ以前にアメリカで独自に発展していた血統もいくつかありました。もちろん、もともとは、イギリスからきたものですが、マンノウォー系やヒムヤー系などは、今はアメリカ経由のものしか残っていないと言えると思います。外国からきたマイナー血統と合わせて、こういった血統は、多くの母系にはいって、血統構成に貢献しています。イギリス一国でやっていたときとは、全く様相が変わったといっていいと思います。恐らく、生産頭数の拡大により、母系に入り込む血統というのは、イギリスでやっているときには、かなりの制限があったのと変わり、入り込む余地ができたからだと思います。それによる、生産馬のほうが、イギリス時代のように、マイナー血統が入っていない馬よりも、血統的優位性により、競争成績を残してきたからなのではないかと思います。もし、イギリス時代のように、マイナー血統が入った血統馬が、成績を残せないでいれば、こういったことにはならなかったと思います。単なる生産頭数の拡大というだけではなくて、血統そのものの多様性が、新たな血統構成を、認知させたといっていいのではないかと思います。そういった理由で、マイナー血統が重要だとするなら、日本は、なかなか微妙な国のような気がします。だいたいが、アメリカに比べて、生産頭数が多くありません。となると、多様性という部分では、かなり制限があるといわざる負えないかもしれません。ただ、私などはよく分からないのは、日本の場合、地方競馬と、中央競馬が生産の評価を別にしているところです。そのために、どの馬が本当の意味でのリーディングサイアーなのかというか、どういうランキングなのかが分かりません。本来は、このリーディングサイアーのランキングは、一緒にして統計を取るべきだと思います。私が見た感じでは、なんか地方血統とか中央血統みたいなものが何となくあるような気がしますが、もし、この壁を取り払うことができるなら、それなりには、多様性も日本でも出てくるのではないでしょうか。日本でマイナー血統を育てるなら、こういったことは最低限必要な気がしますね。生産における多様性がアメリカの覇権に大きく寄与したとするなら、これは見逃せないと思います。ちなみに、日本でマイナー血統というと、中央目線ですが、サッカーボーイとか、メジロマックイーンとかぐらいでしょうか。他にもいたような気もしますが、たいしたのはいなかったと思います。それに、メジロマックイーンは生産頭数も少ないですし、となるとサッカーボーイぐらいということになるかもしれません。この血統は、ファイントップ系で、世界的にも日本にしか残っていないと思います。だからこそ、価値があるといえるかもしれません。サッカーボーイの父親は、ディクタスでジャックルマロワ賞に勝った馬です。フランスのリーディングでも2位になっています。だから、バカにはできない血統なんです。今は、ナリタトップロードやヒシミラクルなどが、種馬になっていますが、広がる可能性も否定できません。というより、こういった血統が広がってこそ、多様性というのは生まれるわけですから、そういったことにならないようなら、日本の生産は何かが間違っているのです。もし、改善するところがあるとしたら、やはり、中央と地方の垣根を取り去ることだと思います。とりあえず、統計の取り方から替えるというのがいいでしょうね。それ以外は、すぐにどうなるものでもないと思うので、時間をかけるしかないとは思います。それで、サクラメガワンダーの血統なのですが、ヘイルトゥリーズンの4×4でニックスで重なっています。それに、4つのうち2つがヘイルトゥリーズンで、2つがノーザンダンサーです。母系は、サンデーサイレンス、ノーザンダンサー、マームード系です。

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