ラフィアンは、昔から目立つ牧場でした。安い馬を生産するので有名で、なんでそんな種馬でと思う馬が多かったですね。それに比べれば、最近は、それなりの種馬は入れているようです。しかし、どうでしょうか。これで社台に対抗しようというのは、身の程知らずに近いと思います。ラフィアンが、更に発展するためには、種馬の質ですね。それにかかっているといっていいんじゃないでしょうか。牝系というのはそれほど難しくありません。ある程度血統構成が分かれば、すぐ改善されると思います。それに、現在の活躍する牝系の特徴は、日本で古くからやっている牝系です。日本牝系といっていいような、100年前の血統も活躍していますが、3代、4代前に入ってきた牝系も活躍していますね。牝系の場合は、特徴が分かりやすいので、それほど私は難しいとは思わないのですが、しかし、種馬というのは、資金面だなんだいろいろあって、難しいかもしれません。ビッグレッドファームでくめるシンジケートには限界もあるかもしれません。ネットで見ただけですが、今のラインアップを見ると、11頭のうち、ステイゴールドが、リーディングサイアーのベスト10に現在入っています。それ以外となると、アグネスデジタルの24位、マイネルラヴが33位ですね。しかし、それにしても寂しいメンツです。ステイゴールドは、ドリームジャーニーを出しましたが、それ以外となると、どういった馬がいるか思いつきません。この中で私がいいと思うのは、アグネスデジタル、マイネルセレクト、ロージズインメイの3頭しかいません。ただ、ロージズインメイは未知数な感じがしますね。たしか、ドバイのワールドカップに勝っている馬なので、大きな結果がでてもおかしくないと思いますが、しかし、それほどでなくても驚きません。父親のデビルヒズデューというのは、大した種馬ではありません。ただ、日本でとなると、ヘイロー系は活躍しますから、同じ、デビルズバッグ系のタイキシャトルの活躍を見ても、それなりにやるのは想像はつきます。後は、アグネスデジタルは、重賞勝ち馬も出しているし、マイネルセレクトは、何頭か勝ち上がっていますね。生産頭数が40頭とか50ぐらいだったと思いますが、これは、少なすぎますね。この馬だったら、もっと多くていいはずですが、中央のG1勝ちがないのが、人気のない原因なんでしょうか。ただ、父親は、フォーティナイナーで、日本では、フォーティナイナーは、ほとんど結果は残していませんが、その中では、ユートピアとあわせて期待できる血統です。ラフィアンのなかでは、これが一番活躍しそうな気もしますが、どうなんでしょうか。もう少し、生産頭数が増えてもいい種馬だと思います。ビッグレッドファームに足りないのは、ボリュームもそうなのですが、サンデーサイレンス系を侮りすぎているんじゃないでしょうか。ステイゴールド以外にも何頭かいますが、どれも酷い馬ばかりですね。あまりしか買えないのかもしれませんが、ここだけは何とかしないと、結果なんかでるはずありません。スパイキュールなんかは負け知らずなので、どうでるか分かりませんが、やはり、G1勝ち馬が欲しいですね。ステイゴールドも勝っていますが、それでも勝っていればいいと言うものでもありません。質が問われます。ただ、孫世代になると、G2勝ち馬とかから凄い馬が出てくる可能性はあります。こういったことは、競馬のレベルが高くなると起きる現象なので、格にこだわるのではなくて、そういったことに目を向けることも本当にいいところを、社台にとられる以上は、必要なことかもしれません。ぱっと見た感じで、G1を取れなくても種馬として通用しそうな馬書いておきます。それと、G1馬も。
アンライバルド、リーチザクラウン、ジョーカプチーノ(この馬は、思ったよりも回りの評価が低い馬です。展開が向いていたように書かれていますが、少なくとも、3歳馬の春に、1200を1分8秒台で2度走り、1600を1分32秒台で走った馬というのは、私はそれほど知りません。この後いい成績が残せなくても、十分種馬にふさわしい馬です)、アルナスライン(この馬は、アドマイヤベガのなかでは一番走った馬で、その後継というならこの馬かもしれません。ただ、どこまで期待できるか。マイネルキッツの天皇賞2着ですね。ただ、マイネルキッツよりは可能性はるんじゃないでしょうか)、インティライミ(この馬は、ダービーでディープインパクトの2着になりました。宝塚記念の3着などもあるし、可能性が全くないとは思いません)、ニュービギニング(ディープインパクトの弟です。大した成績は残していませんが、普通はこういう馬は種馬にしますね。ただ、全く駄目と言うことも多いと思います)。ちょっと見ただけではこれぐらいしか思いつきませんが、アンライバルドやリーチザクラウンは駄目でも、それ以外だったら、可能性はあるんじゃないでしょうか。リーチザクラウンがこぼれ落ちてくることもあるし、ここに書いてある馬を手に入れようと思うのなら、ラフィアンぐらいだったら、可能なはずです。
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