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この間の続き

この間の続きなのですが、まず3代続けて同じ血統が母系に入ったときにつぶれている血統なのですが、これは結構あるのですが、すぐ思いつくのは、ハイペリオンです。ハイペリオンには、確か4代続けて、ガロピンが入っていたと思います。そのうち、二つがセントサイモンだったと思います。他で言うんだったら、この血統の最初の頃になりますが、キングファーガス産駒のベニングボローという馬の血統がつぶれています。セントサイモンとかは、ハンブリトニアンの方で、こっちの血統は、かなり酷い馬もいる血統でした。ホワイトロックという馬が繋いでしますが、この馬は確か条件馬だったと思います。なぜ、ホワイトロックが種馬になれたのかも分からないのですが、しかし、こういう成功例があるから、成績が残せなくても、種馬になれる馬もいるんでしょうね。もしかしたら、兄弟あたりが走っていた可能性もあるかもしれません。ベニングブローの方は、オーヴィール、エミリウス、プライアムとリーディングサイアーにもなっています。なので、実際は、ハンブリトニアンよりも、こっちのほうがずっと可能性のあった血統のはずです。しかし、ここはベニングボロー、オーヴィール、エミリウスと3代続けて、母系に同じ血統が入っています。ヘロド系ですね。まあ、このあたりは、競馬で言ったら、草創期から抜け出して、現在の競馬のシステムに近いものができあがった時期ですが、それでもヘロド系が強かった頃ですね。それなので、これをどう考えるのかというのも難しいのですが、しかし、確立されていく時期でもありますから、一つの参考にもなると思います。それと、なんで、同じ血統が何代も続いて母系にはいるとつぶれるのかということですが、それ自体はそんなに理屈から言ったら難しくはないと思います。血統というのは、ある程度いろいろな血が入ることが望ましいはずですから、同じものばかりが入れば、構成が偏ってしまうと言うことなんじゃないでしょうか。近親交配がなぜまずいのかというのは、よく分かりませんが、それも同じようなものでしょうね。ただ、それが明確にどこまでなのかということは、またいろいろ見ても難しくて、特にネアルコ系なんかは、何度も重なる可能性がありますから、これからの傾向というか、結果を見てみるしかありません。それと、もう一つ子の血統では、3×3のインブリードが、ガロピンにはあります。ボルティアの3×3です。これも主流血統にはないのですが、しかし、ターントゥやデインヒルにもあります。こうったいことというのも、これからどうなるのかを見るのが楽しみですね。ただ、セントサイモンは、実際につぶれているわけですから、それと関係があったかどうか、そのあたりが、ターントゥやデインヒルを見てということにはなると思います。もし、ターントゥやデインヒルが覇権をとるようなことになれば、3×3はありということになるし、とらなければ、どうなのかというのは、また分からなくなると言うことじゃないでしょうか。だいたい覇権をとりそうなグループというのは、他にもいっぱいありますから、ヘイルトゥリーズンとデインヒルだけのサンプルがすべてということはありません。もちろん、一応は、今現在は、4×3が限界という認識が一般的ですから、特に日本なんかはそうだと思いますが、これらが伸びなければ、今までと同じ交配にはなるでしょうね。ただ、また考えなくてはいけないのは、こういったものには、イレギュラーというものもあります。覇権血統になったとしても、実際は、かなり無理があるものである可能性もあります。ということは、見極めというのは、いくらやっても難しいということなんだと思います。セントサイモンは、結構早くつぶれましたね。それに比べると、ターントゥは、逆に、その下から広がっていて、もう何代も続いているというのはあります。とくにサンデーサイレンスなんかは、ターントゥから数えると、3代目ですが、今はもう孫の世代が走っていて更に日本に置いては、発展しているので、そのあたりは違います。もしサンデーサイレンスやデインヒルが覇権をとるようなことになると、逆に考えることもできます。3×3のインブリードがあったからこそ、セントサイモンやサンデーサイレンスまたは、デインヒルのように血統が広がったと言うことになります。そうなると、これはかなり有効な配合だということになるのは間違いなくて、そこからこの配合が使われる可能性も高くなると言うことじゃないでしょうか。特にガロピンとターントゥの3×3は、3代前の父系と2代母の父という同じ位置でのインブリードです。これにどう言った意味があるのかは、わかりませんが、それでも、ここからこの2つの血統が広がったという事実はありますね。デインヒルの場合は、確かアルマームードの3×3だったとおもうので、牝系がインブリードになっているんですね。同じ3×3のインブリードでもかなり質は違うとは言えるかもしれません。ただ、このパターンというのは、少し見慣れているというか、一代あいて、同じ血統が牝系に入っているときに、いい馬がでるというのはあるのですが、これは牝馬ではありませんが、もしかしたら、それは、牡馬にも当てはまるんでしょうか。まあ、そのあたりも後で見てみたいと思います。

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