最近のトラックバック

リンク

« オーストラリアのターントゥ | トップページ | 競馬 »

アメリカのリーディングサイアーのターントゥ

リーディングサイアーのターントゥといっても、この間、アメリカのリーディングサイアーのことは書きました。今日は、どれだけアメリカノリーディングサイアーの母系に、ターントゥが入っているのかを見てみました。こういったのは、イギリスでかなり最近見かけるようになりました。それは、上位を占める、グリーンデザート、サドラーズウェルズ、デインヒルのうち、グリーンデザートとサドラーズウェルズの母系がターントゥですから、よく見かけるのも当然です。しかし、この傾向は、アメリカでも見ることができました。まずリーディングサイアーを取ったジャイアンツコーズウェイですが、ジャイアンツコーズウェイの母系は、ラーイですが、ラーイの母の父はヘイローです。それと、2代母の父がロベルトですね。父系には全く入っていませんが、母系には豊富に入っています。それと2位になったのが、ディストーテッドヒューモアです。これは日本でも種馬をやっているフォーティナイナー産駒です。2代母の父がヘイルトゥリーズン産駒のミスターリーダーです。更に4代母の父がターントゥです。これは、1代おいて、同じ血統が入っているので、そういった効果があるんじゃないでしょうか。最近は、私は、2代母の父に関心が高くなっているのですが、1位と2位の両方とも、2代母の父がヘイルトゥリーズンというのもかなりの影響力を感じます。3位は、スマートストライクですね。スマートストライクの場合は、母系がスマーテンというシアン産駒になっています。シアンもターントゥ産駒ですね。4位はティズナウです。マンノウォー系ですが、これには入っていません。5位はエーピーインディです。エーピーインディは、父がシアトルスルーで、その父がボールドリーズニングですが、その母の父は、ヘイルトゥリーズンですね。もしかしたら、ヘイルトゥリーズンがこの血統のスプリント力を担っているかもしれません。更に、エーピーインディの場合、母系にも、3代母の父がサーゲイロードになっています。6位は、ストリートくらいです。ストリートくらいは、ゼニヤッタを出しました。ストリートくらいの場合は、父がマキャベリアンなので、そこに母の父として、ヘイローが入っています。ちなみにゼニヤッタの血統ですが、母の父がクリスエスです。7位はノーザンアフリートです。父親がアフリートで日本でもなじみがありますが、ここには入っていません。それでも、ノーザンアフリートといい、ディストーテッドヒューモアといい、これだけ上位にいるわけですが、日本に来ているミスタープロスペクター系の質の高さというのは、異常といってもいいかもしれません。しかし、実際は、それがほとんどいかされていないように見えてしまいます。この辺はどういったことなのかは不明ですが、将来、母系で何らかの力を発揮する可能性もありますから、その辺を見てみたいですね。8位がメダグリアドロです。日本では、ほとんどなじみのない名前ですが、あのレイチェルアレキサンドラの父です。その影響でここまで上位にいるのかもしれません。元々がサドラーズウェルズで、母系がヘイルトゥリーズン系です。更に、アメリカで活躍したエルプラドですが、母の父がサーアイヴァーです。サーアイヴァーは、サーゲイロード産駒です。これだけを見てもかなりターントゥが入っている血統です。更にレイチェルアレキサンドラの血統も書いておきます。2代母の父がストップザミュージック系です。それと、3代母の父がサーゲイロード系ですね。父系にも母系にもたっぷりはいっている感じです。9位は、ロベルト産駒のダイナフォーマーなので飛ばします。10位はテイルオブザキャットですが、入っていませんでした。こう見ると、ベスト10で全く入っていないのは、4位のティズナウ、7位のノーザンアフリート、10位のテイルオブザキャットの3頭だけです。この後も20位ぐらいまでぱっと見ましたが、10位以降は、それほどヘイルトゥリーズンは、入っていませんでした。全くというほどではありませんでしたが、それでもベスト10に比べると、入っていても1カ所ぐらいという感じがしましたが、はっきりは覚えていません。それでも、このベスト10でのターントゥの血の多さには、驚いてしまいます。これは内容的には、イギリスとほとんど代わらないと言っていいんじゃないでしょうか。ただ一つ言えることは、ターントゥというのは、アメリカで発展したわけですが、これだけ血が必要とされているのに、一方では、そのヘイルトゥリーズンが衰退していることです。これは、ただ単に衰退というよりは、凋落といった方があっているように思います。こういったのは不思議なのですが、起こり始めるとあっという間です。何年か前までは、ベスト10に3頭も入っていたこともありました。それが、今は、1頭いるとはいっても、ダイナフォーマーで、先があるわけではありません。それに、最大の後継馬として期待されたバルバロがいないのも大きいと思います。更に、年度代表馬になった、セイントリアムも1世代を残して、なくなってしまいました。セイントリアムは、去年は、初年度産駒が2頭重賞で勝って、質の高さを証明したように思います。ランキングでは、ファーストクロプでベスト10にも入っていました。この馬がいないというのもかなり大きいでしょうね。あっという間に衰退し始めたのですが、後継もいない感じです。モアザンレディも、がんばってはいるのですが、アメリカではこの間も書きましたが、30位前後です。ダイナフォーマーが亡き後というのは、いったいどうなってしまうんでしょうか。それでも、ターントゥは必要とされているとするなら、もうそれを埋めるのは日本の馬しかいませんが、果たして、ハットトリックあたりで埋まるかどうか、それに日本で走った血統がアメリカで、そのまま活躍するとも思えません。ダイナフォーマーやアフリートは、所詮日本ではダート馬だったし、ダートでもそれほど凄い馬も出していません。となると、どういった馬がアメリカで走るんでしょうか。ただ、サンデーサイレンスは、アメリカでケンタッキーダービーとブリーダーズカップを両方勝った数少ない馬です。確か2頭しかいませんが、それも、イージーゴアという、稀代のライバルがいてのものです。サンデーサイレンスはアメリカで、恐ろしい活躍をした馬ですから、アメリカで発展しない方がおかしいですよね。ただ、それがどういった血統になるのかということではないかと思います。もしこの傾向がアメリカで続くなら、ヘイルトゥリーズンは、更に引き合いがでるはずなのですが、まだ世界的には、こういったことは言われていないのかもしれません。日本では、サンデーサイレンス系が席巻をし続けているわけですが、しかしそれは、おそらく、世界的に起きていることです。その引き合いに日本の馬がなれれば話は簡単なのですが、どうもそれを生かす道を日本人は知らないようです。ただ、逆に知らないから、こういった現象が起きているなんてこともあるんでしょうか。たまたまなのかもしれませんね。ターントゥというと、やはり切れです。少なくとも、ヘイルトゥリーズンには、そういったことが言えます。世界の競馬が切れを求めているということなのだと思いますが、しかし、それはどういうことなんでしょうか。スピードだとか、切れだとかスタミナだとかいろいろありますが、どうして今、切れが求められているのかそれは謎ですね。しかし、切れが現代の競馬の大きな要素になっているのだけは間違いありません。下手すると、競馬の覇権を左右する可能性すらあると言っていいと思います。特に私が思うのは、オーストラリアです。オーストラリアでもう少しターントゥというよりヘイルトゥリーズンが増えれば、覇権はそっちに傾く可能性はあるんじゃないでしょうか。せめてそういった要望があったときに答えるぐらいの力というか、眼力が日本人になければ、好機も逃してしまいます。これに関しては、単純です。広げて、選別をするんです。それだけです。日本人の問題は、どうしても閉じこめてしまうことです。そこを逆にした場合すべてが代わると思うのですが、その弊害というのは、やはり社台です。ここが強すぎます。強いところが後一つか二つでてくれば、その問題も解決されるかもしれません。仮に、ダーレーがディープインパクトクラスを海外に持っていったとしても、私はそれに賛成します。全部閉じこめてしまうなら、博打にはなりますが、いいところを持っていってもらうことです。そうすれば、時代が要求するなら、広がりは見せるでしょう。仮に、選別する力が日本人にないとするなら、それはそれまででしょう。日本人に競馬の覇権を扱う力がなかったというだけの話です。すべては、日本人の意識にかかっていると思います。

« オーストラリアのターントゥ | トップページ | 競馬 »

ギャンブル」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: アメリカのリーディングサイアーのターントゥ:

« オーストラリアのターントゥ | トップページ | 競馬 »

2019年9月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          
無料ブログはココログ