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オーストラリアのターントゥ

オーストラリアのリーディングサイアーを見たのですが、過去10年分ぐらいのものを見ると、もちろんかなり中身は違います。10年ぐらい前は、まだサートリストラムが上位にいるぐらいでした。もちろん、ザビールは、リーディングサイアーもとって、その後も常に上位に居続ける状態でしたが、それでもこの血統はそう伸びませんでした。サートリストラム産駒でたな馬になった馬というのは、かなりいたようです。それと、クリスエスなんかも結構種馬として導入されていたようで、それも含めると、血統構成上もかなり重要なところにいたように思います。ただ、それ以降は、かなり全体的に見ると、少なくなったように思います。それは、この血統に代わって、デインヒルが伸びたというのもあったようです。本来だったら、ザビール産駒といったら、種馬にどんどんなってもおかしくないはずですが、それが全然ふていませんでした。増え始めたのはここ2年ぐらいのように思いました。これをどう考えるのかですが、元々オーストラリアというのは、セン馬にすることが多いですが、デインヒルの出現によって、血統的な地位をそっちに持って行かれてしまって、その影響で、ザビール産駒は、多くがセン馬になったというのも考えられるかもしれません。それだけではなくて、血統的な魅力そのものがデインヒルにあったんでしょうね。ターントゥというのは、世界的に見ても、繁栄しているのは、日本とオーストラリアぐらいです。それも、オーストラリアの方が先行していて、サンデーサイレンスが繁栄し始めたのは、デインヒルがオーストラリアでブームを起こしていたときですから、世界的に繁栄しているノーザンダンサー系のデインヒルだけに目を奪われてしまった状態になってしまい、仮に日本でサンデーサイレンスがブームを起こしていたとしても、それはよそのことなので、必要以上に今までの血統を見下してしまった感じになったのではないでしょうか。そういった中では、ザビール産駒が種馬になるというのは、なんの魅力もなかったんでしょうね。それでも、ザビールには、オクタゴナルという後継種馬のような馬がいて、それが結構がんばりましたが、それでも、上位にいたのはわずか数年でした。では、その後ということになると、アメリカのヘイルトゥリーズンが活躍しました。レッドランサムやモアザンレディです。レッドランサムなんかは、ヨーロッパでも活躍馬を出しています。エレクトロキューショニストなんかもそうだし、G1馬もほかにいるはずです。モアザンレディは、比較的アメリカでも新しいですが、血統というのは不思議で、アメリカでは確かにモアザンレディは上位にはいますが、だいたいいつも30位前後ぐらいだと思います。それが、オーストラリアでは、今はだいたいはベスト10には入っています。2位になったこともありましたね。去年か一昨年か。そもそもが、ターントゥの入り込みやすいところですから、そのあたりがアメリカと違うということなのかもしれません。日本からも、フジキセキなどが入っていったのですが、フジキセキは失敗したと言っていいでしょうね。最高でも、50位ぐらいまでしかいっていません。それも、ほとんど重賞勝ち馬を出していないので、評価はできないぐらい酷かったと言っていいかもしれません。それでも、一応サンクラシークは出しました。ドバイのシーマクラシックの勝ち馬ですから、バカにはできないのですが、それでも、南アフリカで走っていた馬です。そうなると、オーストラリア人の印象に残った馬というのは、フジキセキ産駒ではいなかったんじゃないでしょうか。フジキセキというのは、馬体を見ても分かりますが、サンデーサイレンスに似ていて、胸前がほとんどありません。やはり、芝の違いというのが、ネックになっていたと思います。ただ、この失敗というのは、サンデーサイレンスの評判をかなり落としたと思います。もし、成功していたら、オーストラリアでもサンデーサイレンスブームが起きたでしょうね。そうならなかったわけですが、だからといって、オーストラリアでは、サンデーサイレンスの評価が低いということはありません。ネットで、よんでいても、偉大な種馬として未だに評価されています。海外で走ったサンデーサイレンス産駒でG1を勝ったのは、オーストラリアのオークスを勝ったサンデージョイだけです(確か、60頭から70頭ぐらい走ったと思うのですが、重賞勝ち馬が6頭か7頭ぐらいです)。サンデージョイとサドラーズウェルズの子供が6億円ぐらいで取り引きされたんじゃなかったでしょうか。日本でも少し話題になったと思います。今更、なぜサドラーズウェルズとも思いますが、サンデーサイレンスを偉大な種馬と見なさなかったら、こんなことにはなりません。それと、フジキセキは、サンデーサイレンスの評判を落としたかもしれませんが、タヤスツヨシやジェニュインもG1馬をだしていますから、これらの種馬もそれほど成功したとは言えませんが、それでも日本の中央では、G1馬を出していないこれらの馬が、オーストラリアでG1馬を出したのは、それなりに評価していいのかもしれません。ただ、かなり産駒数は少ないですね。後は、デルタブルースがメルボルンカップを勝ちました。それに加えて、エニーギブンサンデー産駒のリヴァサンという馬がクイーンランドかどっかのオークスとダービーを勝ったようです。連闘だそうなので、日本では信じられませんが、それもかなり評価されているようですね。エニーギブンサンデーの成績というのは分かりません。ただ、アロースタッドかどっかかなりのところで種馬になっている馬のようです。ネットで見ていたら、もう死んだと書いてあるのも見たので、はっきりは分かりませんが、来年のラインナップにのっていたようにも思いました。もしかしたら、産駒数が集まらないで、引退させられたのかもしれません。その後、リヴァサンが活躍したことによって、また種馬に復帰することになったことも考えられます。確か、13500ドル(オーストラリア)だったと思いました。金額からいったらハットトリックあたりと同じじゃないでしょうか。それで今、ターントゥがどうなっているかというと、まあまあの位置に入るんじゃないでしょうか。今のところ、ベスト20に4頭入っていますね。去年は、ベスト10に3頭入っていいましたから、10年ぐらい前のレベルに戻ってきている感じがします。ただ、その後が続いていないというか、ベスト50に10頭、20頭入っているというレベルではありません。そういった意味では10年前の方が、豊富にいたような感じもしますが、しかし、ザビール産駒が結構種馬になっているように思います。一つには、ターントゥに対する見下した感じというのは今はないのかもしれません。それには、サンデーサイレンスの存在というのは大きいように、記事を読んでいると思いました。あのまま、ターントゥが酷くなってもおかしくなかったと思うのですが、そうならなかったのには、レッドランサムとモアザンレディの活躍もありますが、サンデーサイレンスが偉大な種馬として扱われているからこそという面もあるような気がしました。オーストラリアでは、競馬後進国といった意識もあったはずです。そういった中でターントゥは、デインヒルの活躍とともに卑下されたのではないかと思います。しかし、一方では、サンデーサイレンスの偉大さもちょこちょこ目にしたりして、更に、アメリカから来たヘイルトゥリーズンが活躍したということではないでしょうか。ザビール系の種馬というのは本当に少なかったのですが、去年からちょこちょこ見かけるようになりましたが、そういった見直しのようなこともあったのではないかと思います。ただ、それでもまだ安泰というほど数自体がいないですから、そのあたりは問題ですね。もう少し増えると、血統構成上、安定して活躍しているといえるんじゃないでしょうか。

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