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いろいろ

移転することにしました。

こちらです。

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ドバイ

ドバイのレースというのがどういう価値があるのかというのは、難しいですね。ただ、日本の馬にとっては、今現在は、一番の力試しの馬であることだけは間違いないのかもしれません。ただ、果たして、それが正しいかどうかです。私は行くならやはり、ヨーロッパだと思います。去年は、ブエナビスタの海外遠征がなぜなくなったのかだけは理解できませんでした。その後日本では、1勝もできなかったわけですが、それだったらとやはり思ってしまいます。ただ、ドバイなら、時期的もということなのかもしれません。秋となると、日本では、賞金の高いレースがずらりと並んでいますから、会員を抱えているとなると、しょうがないのかもしれません。日本にとって、ドバイがこれだけ重視されるのが、時期的な問題というのは、納得ができます。普通のクラシック路線で戦ってきた馬は、春は、3200の天皇賞と6月の再終週あたりにやる宝塚記念ですから、天皇賞を使うつもりがない、もしくは海外遠征に興味があれば、行きやすいようには思います。ただ、私は、個人的には、日本ではも春に2000メートルのG1をやるべきだと思うのですが、しかし、今の時点では、海外遠征にこれだけ前向きに日本人がなるのですから、する必要はないのかなとも思ってしまいます。しかし、それでもやはり、ドバイのレースには、個人的には疑問があります。それは果たして、本当に世界一を決めるのかと言うことについてですが、私は、以前に比べると、その知名度は仮に上がってきているとしても、重要度が上がってきているようには思いません。それは、どういったところに感じるのかと言えば、オールウェザーなんかをサーフェスに選んでいるところです。これは、アメリカにおいてでも、本当に正しい選択であるのかは、まだ分からないのではないでしょうか。やはり、ダートだということになってもおかしくありません。なぜ、ダートにかわって、オールウェザーになったのかというのが、そもそも私には分からないところがあって、怪我の問題だという話は聞いたことがあります。それと、コストの面はどうなんでしょうか。アメリカのダートは、粘土質の赤土で、日本のダートとは違います。日本のダートは、ただの砂ですよね。どこから持ってきたのか分かりませんが、どう見ても、その辺の砂浜の砂にしか見えません。おそらく、手入れもほとんどしなくてはいいのではないかと思います。風でとんでいく分ぐらいを埋め合わせる程度なのではないでしょうか。それに比べて、どうなのかというのが、アメリカのダートの場合分かりませんが、コストの面で、オールウェザーの方がいいのかもしれませんね。それでも、私は、あのオールウェザーには、伝統というものを感じません。ケンタッキーダービーでオールウェザーを使うと言うことになれば、それが伝統になっていくのかもしれませんが、そういったことが検討されていると言うことはあるんでしょうか。そういった面での不安定さというか、そういったものが、下手するとアメリカの競馬の失墜につながってしまうのではないかと私は思うくらいですし、ドバイのレースがそれに乗っかってしまっているようにも思います。もしかしたら、アメリカの思惑として、世界共通のサーフェスでレースはあるべきだというものがどこかにある可能性もあります。グローバル化の時代は、競馬にも言えることです。そうだとするなら、アメリカはダートレースが主流ですから、何とか新しいサーフェスが世界共通になるなら、伝統のダートレースを捨てる覚悟もあるのかもしれません。しかし、ダートレースがオールウェザーになったとして、芝が主流の地位を奪われるかどうかと言うことになれば、また、果たしてそうだろうかと思ってしまいます。ほとんどの国では、芝でクラシックレースが行われています。それを、変えるとは、日本にいる私などには、想像もつきません。下手すると、日本のダートですら、オールウェザーに代わるかどうか。それでも、ヨーロッパなんかはダートレースがなくて、彼らが、オールウェザーを芝と共用するようになれば、世界中が芝とオールウェザーを共用する時代というのが来て、日本もダートレースを捨てるときというのは来るのかもしれません。その辺が今は見えないんですね。おそらく、それはアメリカの思惑で、どうなっていくのかというのがあるんじゃないでしょうか。その中で、どれだけドバイに価値があるのかといわれると、私は、やはりドバイの価値はかなり下がっていると思うのですが、それでも、芝とオールウェザーの共用をきちんと先取りしたというなら、そうでもないのかもしれません。ただ、それでも私たち日本人にとっては、ヨーロッパのレースの方が勝つ価値はドバイよりは高いはずです。なにしろ、2000~2400のヨーロッパの主要レースで勝ったのは、エルコンドルパサーのサンクール大賞典での勝利だけです。キングジョージと凱旋門賞では、まだ勝ち馬をだしていません。このあたりに勝って、初めて、世界一の称号ももらえるはずで、ドバイで勝っても、それはありません。名前がヨーロッパに何とか届くぐらいでしょう。もちろん、実際に、日本でも、ヨーロッパのレースの方が高い位置に置かれているとは思うので、あくまでドバイは、それに準ずる、時期的に融通がきくからこそ使うレースということになっているのではないかと思うのですが、そこで勝って、ハーツクライのようにヨーロッパでというなら、私はそんな必要はないといいたいですね。今の日本馬だったら、キングジョージでも凱旋門賞でも、条件さえ合えば勝つ力はあると思います。ディープインパクト、ゼンノロブロイ、ハーツクライは、サンデーサイレンス産駒で、実際に善戦もしています。いろいろ考えても、私はドバイに行く意味というのは、あまりないし、それに、オールウェザーでワールドカップをやるというなら、更にそういうふうに思いますね。ただ、それが逆に、ヨーロッパに興味を持たれるということもあるし、以前に比べるとヨーロッパの参戦馬もいい馬は、来ているようなきもしますが、それでも大物が来ているかどうかというのはあって、それが来るようになるというなら、話は別なのかもしれません。ただ、今現在は価値がやや落ちきて、世界一を争うところではないというのが感想です。

キープザフェイス

オーストラリアで、キープザフェイス産駒が勝ったようです。キープザフェイスは、数少ないオーストラリア産のサンデーサイレンス産駒ですが、期待していたのですが、産駒は全然勝てませんでした。リヴァサンを出した、エニーギブンサンデーに比べると、産駒数も多いのですが、産駒が勝つまでに結構かかりました。ただ、まだ6頭ぐらいしか走っていませんから、これからどうなるのか分かりませんが、そのあたりは、重賞戦が始まってからでないと評価もできないかもしれませんね。まだ、2歳戦は始まったばかりで、少し気が早いかもしれません。それでも、見ていると、日本でも種馬になった、スニッチェルがファーストクロプでは、圧倒的に首位に立っていました。最近は、デインヒル系がそれほどでもないようにも見えましたが、スニッツェルは、反撃の切り札のようです。それが日本でどのくらいやるのかというのも、興味もありますね。デインヒル系というのは、日本では、活躍した馬自体がそれほど記憶にありません。ファインモーションぐらいですね。ファインモーションは、有馬記念までは、無敗で進んだ馬です。有馬記念では、負けましたが、G1を2勝しました。それ以外だとエアエミネムが種馬になっているくらいです。全体的にみると、デインヒル自体が日本にあまりいなかったことを考えると、ファインモーションが出ただけでも、デインヒルの質の高さは、証明したことになるのかもしれませんが、それでも日本においてはインパクトはそれほどありません。なんかオーストラリアにおけるサンデーサイレンスのようなところもありますが、それでも、オーストラリアでは、ほとんどいない豪州産のサンデーサイレンス産駒のエニーギブンサンデーがリヴァサンを出しましたね。キープザフェイスは、アメリカで芝の1200メートルのレコードを出したというのが、オーストラリアでの売りにはなっているとは思います。ただ、それにどれだけ価値があるかです。1分6秒台ですから日本でもかなりのものです。こういった馬で種馬として成功したというと、ミスタープロスペクターを思い出しますね。重賞勝ちがなくて、それでもスピードはありました。ただ、今までのところは全くそういった感じではないようです。G1勝ち馬が何とうか出てくれればぐらいの馬という感じがします。本当にブームを起こすような馬だったら、ここまで勝てなかったというようなこともなかったと思います。個人的には期待が大きかっただけに、本当に残念です。それでも、なんとかG1馬を出してもらって、サンデーサイレンスの評判を落とさなければいいですね。キープザフェイスの血統は、母系はダンチヒ系です。日本で種馬になっているサンデーサイレンス系の馬で、ダンチヒ系というのは思いつかなかったのですが、調べてみたら、ニューイングランドがそうでした。ニューイングランドは、故障して種馬になった馬で、まだ未知数の多い馬ですが、それでも今までの成績を見ると、それほど大きな成功はしていません。日本ではダンチヒそのものがそれほどいなかったというのが、母系にサンデーサイレンスにダンチヒ系がいない理由だと思いますが、このあたりの組み合わせがどうかというのもあります。エニーギブンサンデーは母系がヌレイエフですから、確かゴールドアリュールと一緒です。

有馬記念

別に書く必要もないのですが、ここのところ何も書いていないので。何がくるのかといえば、やはりブエナビスタに魅力を感じます。ただ、差しきれるかどうかは分かりません。それと、マツリダゴッホの可能性もあるでしょうね。なにせ、蛯名の調子がやたらといいので、それだけでもかなりプラス材料のような気がします。後は、リーチザクラウンでしょうか。今回は、あまりにも相手がそろっていないので、このあたりにも勝つ可能性はあります。ただ、リーチザクラウンの場合は、抑えることを覚えてからの方が強くなるでしょうね。今のままの競馬では、どんどんじり貧になっていくように思います。本来は、3,4番手で折り合えればいいのですが、しかし、そこで折り合いをつかるのが、一番難しいタイプで、それが、成績が伸びない理由でしょう。折り合えるんだったらそうしていると武豊はいいますが、しかし、その努力をしているようには見えません。私には、もう折り合いがつくぐらい落ち着きはあるように見えます。今回がいいチャンスなんじゃないでしょうか。最近はだんだん負けがこんできているので、すぐに結果がでるとは思いませんが、しかし、2,3度やれば結果もでてくると思います。とにかく中断にでも控えて、直線勝負で、復活の気配でも見えれば、来年に繋がるんじゃないでしょうか。ただ、調教師の話だと、本格化するのは来年だとも言ってますね。それが勘違いじゃなければいいですが、確かに、サイレンススズカなんかは、そう言った馬でしたね。それを意識していっているのかもしれませんが、あの馬は、そう言った馬でしたが、本格化してからは、リーチザクラウンが追いつけるようなうまではなかったと思います。あの馬は、それぐらい特別な馬だったように思います。忘れていけないのは、ダービーは、逃げたわけではありませんから、それができるならそっちのほうがいいというのは、あれで証明されたともいえます。馬というのは、走りかたが変わると言うこともあるので、今の段階では断言はできないのですが、逃げ馬というのは、だいたいあんなにフォームが大きくありません。脚の出し方からして全然違います。リーチザクラウンは、スペシャルウィーク産駒には多いのですが、父親ににてフォームが大きい馬というのが、結構いますが、そう言った馬です。親子なのだから、そう言った点が似ている馬というのがいるのは当然ですが、父親は、あの大きなフォームを直線で爆発させるタイプでした。そう言ったことを考えても、リーチザクラウンは、今の走り方ではいくつもハンデを背負っているのです。私の見た感じでは、今はもう負けが込んできていて、調子が上向きではないので、ここではどうやっても勝てないような気がしますが、競馬は何があるか分かりませんから、断言はもちろんできません。相手が弱いので、逃げがきく可能性もあるかもしれません。もちろん、今の状態では、差しても来ないかもしれません。それでも、今回は差すべきでしょうね。というより、前回もそうすべきだったと思いますが、武豊はとにかく頑固ですね。絶対逃げると決め込んでますね。完全に。調教師もそう言ったことを言っていますね。でも、ここまで来てしまうと、やはり来年なのかなと言うのは、どっちにしろ正しいとは思いますが、同じことを続けるというのは、どうなんでしょうか。

イギリスのリーディングサイアーを見て

今年も、だいたい大きなレースは、ヨーロッパではほとんど終わりました。恐らくイギリスでは、後はチャンピョンステークスぐらいなのではないのかと思います。イギリスは、今年は、シーザスターズが活躍しました。シーザスターズは、ケープクロス産駒で、もしこのままリーディングサイアーになるとしたら、グリーンデザート系が初めてリーディングサイアーになることになります。グリーンデザートは、ジュライカップに勝った馬で、短距離馬でした。そういった意味では、ダンチヒ系の短距離馬という意味では、デインヒルとかぶるところはあります。ただ、グリーンデザートは、デインヒルほどいい種馬の成績を残していたとはいえません。どちらかというと、子どもたちのほうが活躍しているぐらいです。何度かリーディングの上位に入りましたが、それでも、回数はほんの僅かです。それであるにもかかわらず、これだけ産駒が広がった理由がなんなのかというのは、もちろん、分からないのですが、ダンチヒ系が、かなり前から強かったのが大きな理由なのかもしれませんね。私は、イギリスでダンチヒ系が繁栄しているのは、走り方にあると思っています。ダンチヒは、私はトルネード走法だと書いてきましたが、それは言い換えれば切れを発揮するタイプの走り方であると思います。それがイギリスの芝のレースに、あっていたのだと思います。それと、ノーザンダンサー系の場合、目立ったスピード血統というのがいませんでしたが、デインヒルやグリーンデザートがそれにあたったのかもしれません。私は、血統表を見る限りどこに、その源泉があるのかというのは、なかなか分かりにくいように思うのですが、ただ、いくつかスピード血統を探すとしたら、ノーザンダンサーの母系のネイティヴダンサーや、ダンチヒの母系の、アドミラルズヴォヤージあたりになるので、合わせ技のようなものでしょうか。普通は、直接父系や母系を見ると、すぐ分かるものなのですが、なかなか見つからないので、少し難しいのですが、そういったあたりじゃないでしょうか。グリーンデザートの場合、ネヴァーベンドも短い距離での良績もあります。ダンチヒ系の場合、私は、行き場のない消極的な短距離馬がおおいと血統を見るとどうしても思ってしまします。ダンチヒは長い間競走馬をやっていたのではないので、適距離というのが分からない馬です。それでも、やたらと強かったのは疑いようがなくて、上のクラスでも十分戦えたのでしょう。産駒を見ると、競走馬として優秀だったと言うより、種馬として優秀だったという感じがします。そのあたりの、ちぐはぐさというのがあるとしたら、それは、適距離の不透明さからきているように思うのですが、どうなんでしょうか。全体的にということになってしまいますが、血統表を見ても、競走馬を見ても、曖昧さをどうしても感じてしまいます。それが、ダンチヒが競走馬として、ほとんど走っていないことと関係があるかどうかというのが、興味があるところです。もちろん、これだけ後継が広がっているのですから、広がったところが強ければいいだけの話でしょうが、それでもその曖昧さが、長い目で見たときに影響があるのだとしたら、意外とそれは深刻な問題です。競走馬は、ある程度は、競争成績を残さなくてはいけないということになってしまいます。それが、どの程度なのかというのも、また、そういったことが事実であるなら考えなくてはいけませんが、しかし、ダンチヒ系というのがこれからどうなっていくのかも分からないし、もし、つぶれたとしても、それが血統的な曖昧さが理由なのか、競走馬として成績を残せなかったのが理由なのか、それとも他の血統が強かったからなのかは、説明は簡単にできないと思います。ダンチヒ系以外の血統というと、イギリスでは、サドラーズウェルズです。去年は、ガリレオがリーディングサイアーになりました。ニューアプローチを出したので、後継としても期待できるはずです。面白かったのは、サドラーズウェルズ系がイギリスで明らかに発展してきたというのは、つい最近です。本当にここ4,5年です。サドラーズウェルズというと、種馬としては、もう20年ぐらいはやっているんじゃないでしょうか。それも、その大半でリーディングサイアーに輝いてきた馬ですから、信じられません。それまでは、多少の出入りはありましたが、基本的には、モンジューやガリレオが入ってきて、ある程度上位で勢力を張るようになった感じです。その理由というのは、いったいなんなんでしょうか。最近は、母系にターントゥが入っている馬が活躍しています。その流れにのったと考えるなら、分かりやすいかもしれません。何とも長い間かかって、とうとうサドラーズウェルズの時代がきたと言うことなのかもしれません。そういった意味では、ダンチヒ系のグリーンデザートも、母系がターントゥですから、グリーンデザート自信、種馬としての成績がさほどではありませんでしたが、時代の流れにのったのかもしれません。グリーンデザートの場合は、ケープクロスがリーディングサイアーになれなくても、2位にいるのが、オアシスドリームですから、今年どちらかがなるのかは、間違いありません。イギリスのリーディングサイアーは、長い間リーディングサイアーをはってきたサドラーズウェルズと、最近ずっと強かったダンチヒ系から、デインヒルとグリーンデザートがでてきて、覇を競い合っているということですが、そのなかでも、サドラーズウェルズとグリーンデザートは、デインヒルに遅れて強くなっていますが、それは、時代の流れでターントゥが入っているからであると言うことではないかと思います。それだけ、イギリスの競馬には現在、切れが必要とされていると言うことではないかと思います。しかし、これは面白いですね。てっきり私は、サドラーズウェルズ系は、前から強いものだと思っていました。それが本当に、最近になって、強くなってきたというのは驚きですし、グリーンデザートも、かなり古い馬で、サドラーズウェルズと現役の時代はさほど変わりませんが、それが今頃になってです、後継が広がっているのは。グリーンデザートに限るなら、ここ2,3年ですから、2頭ともかなり、時間がたってから後継が広がっていることになります。その一方で、デインヒルはどうかといえば、勢いがなくなっている印象もあります。去年のニューアプローチや今年の、シーザスターズの活躍がそういった印象を与えているのかもしれませんが、実際にデインヒルの巻き返しはあるのかというふうに取ってもおかしくはないのでしょうか。これに関しては、一応リーディングサイアーが、確定したところでまた書きたいと思います。

昨日の続き

昨日、日本の馬の胸前が発展してきていると書きました。ただ、以前をみてみないと分からないということで、調べてみたら、以前の馬は、結構胸前がありました。どういうことかというと、やはり、サンデーサイレンスが胸前が極端にないので、最近のというか、サンデーサイレンス系が全体的に胸前のない馬だったということではないかと思います。サンデーサイレンスは、とにかく、画像を見ても胸前がほとんどありません。なんで、あれで勝てたのかが本当に分かりませんね。そのハンデを上回る何かがなければ、あれだけの成績は残せないはずです。サンデーサイレンスというと、とにかく、私が最初に映像でみたときは、日本の馬とは全く違うという感じがしました。どこが違うというなら、とにかく、腹から脚にかけてのラインが、それまで日本にいた馬とは全く違ったはずです。それぐらい、異次元の馬に見えました。恐らく、その映像というのは、輸入されてすぐのもので、体つきも現役に近かったはずです。だから、かなり、その感覚は信用できるんじゃにでしょうか。時間がたってしまうと、体型も少し変わってきてしまうので、というかかなり変わってしまうので、今のこっているネットでの写真なんかを見ても、私がみた映像とは、かなり違うように見えてしまいます。とにかく、成績だけが凄いのではなく、馬体が全然違う馬でした。それで、今、これだけ後継が発展しているわけですから、本来は、サンデーサイレンスの秘密は、そこにあるはずです。考えるなら、切れとは、あの後ろ脚の使い方にあるということなのかもしれません。サンデーサイレンスは、私は、4肢で走るタイプだと思いましたが、それこそが切れの源泉であると考えるべきでしょうか。そうだとするなら、ヘイルトゥリーズンあたりの、映像や画像を見てみたいですが、簡単に見つかるかどうか、その辺が見つかったら、後ではりたいと思います。結局、胸前がなかったサンデーサイレンスでしたが、しかし、その産駒の中には、胸前がしっかりある馬も何頭かはいたようです。ただ、実際は、最初のころは、ほとんど胸前がないような馬が多くいました。例えば、フジキセキなんかもそうです。元々、サンデーサイレンスに胸前がないのと、芝が深くなかったのでということなのではないかと思います。時間が下るごとに、サンデーサイレンス産駒も全体的に胸前がついてくるようになりましたが、それは芝が深くなってからで、ということは、環境にも左右されると言うことでしょう。これは当然だと思います。孫の世代になって、更に多くの血統の影響や、深い芝でのレースをこなせば、全体的に胸前がついてくるのは当然だったといっていいのだと思います。何せ、サンデーサイレンス以前の血統ですら、かなり胸前はあるわけですから、芝の深さなど関係なく、それだけで、胸前は、ついてしまうはずなのです。サンデーサイレンスのなかでも、胸前があった馬というと、画像を見ると、アグネスタキオンとネオユニヴァースが目立ちました。ただ、その画像というのは、若いときのものでない可能性が高いので、そのへんを割り引かなくてはいけないのですが、それでも、ネオユニヴァースなどは、まだかなり若いですから、どの画像も現役のときとそれほど違うということはないと思います。ということは、この2頭は期待できると言うことなんでしょうか。他できになったのは、スペシャルウィークやディープインパクトが、胸前はまあまあなのですが、胸下の当たりに結構筋肉があることですね。これは、どことなくノーザンダンサーに通じているのではないかと思います。そのあたりはまた、見てから書きたいと思います。

ラフィアン

ラフィアンは、昔から目立つ牧場でした。安い馬を生産するので有名で、なんでそんな種馬でと思う馬が多かったですね。それに比べれば、最近は、それなりの種馬は入れているようです。しかし、どうでしょうか。これで社台に対抗しようというのは、身の程知らずに近いと思います。ラフィアンが、更に発展するためには、種馬の質ですね。それにかかっているといっていいんじゃないでしょうか。牝系というのはそれほど難しくありません。ある程度血統構成が分かれば、すぐ改善されると思います。それに、現在の活躍する牝系の特徴は、日本で古くからやっている牝系です。日本牝系といっていいような、100年前の血統も活躍していますが、3代、4代前に入ってきた牝系も活躍していますね。牝系の場合は、特徴が分かりやすいので、それほど私は難しいとは思わないのですが、しかし、種馬というのは、資金面だなんだいろいろあって、難しいかもしれません。ビッグレッドファームでくめるシンジケートには限界もあるかもしれません。ネットで見ただけですが、今のラインアップを見ると、11頭のうち、ステイゴールドが、リーディングサイアーのベスト10に現在入っています。それ以外となると、アグネスデジタルの24位、マイネルラヴが33位ですね。しかし、それにしても寂しいメンツです。ステイゴールドは、ドリームジャーニーを出しましたが、それ以外となると、どういった馬がいるか思いつきません。この中で私がいいと思うのは、アグネスデジタル、マイネルセレクト、ロージズインメイの3頭しかいません。ただ、ロージズインメイは未知数な感じがしますね。たしか、ドバイのワールドカップに勝っている馬なので、大きな結果がでてもおかしくないと思いますが、しかし、それほどでなくても驚きません。父親のデビルヒズデューというのは、大した種馬ではありません。ただ、日本でとなると、ヘイロー系は活躍しますから、同じ、デビルズバッグ系のタイキシャトルの活躍を見ても、それなりにやるのは想像はつきます。後は、アグネスデジタルは、重賞勝ち馬も出しているし、マイネルセレクトは、何頭か勝ち上がっていますね。生産頭数が40頭とか50ぐらいだったと思いますが、これは、少なすぎますね。この馬だったら、もっと多くていいはずですが、中央のG1勝ちがないのが、人気のない原因なんでしょうか。ただ、父親は、フォーティナイナーで、日本では、フォーティナイナーは、ほとんど結果は残していませんが、その中では、ユートピアとあわせて期待できる血統です。ラフィアンのなかでは、これが一番活躍しそうな気もしますが、どうなんでしょうか。もう少し、生産頭数が増えてもいい種馬だと思います。ビッグレッドファームに足りないのは、ボリュームもそうなのですが、サンデーサイレンス系を侮りすぎているんじゃないでしょうか。ステイゴールド以外にも何頭かいますが、どれも酷い馬ばかりですね。あまりしか買えないのかもしれませんが、ここだけは何とかしないと、結果なんかでるはずありません。スパイキュールなんかは負け知らずなので、どうでるか分かりませんが、やはり、G1勝ち馬が欲しいですね。ステイゴールドも勝っていますが、それでも勝っていればいいと言うものでもありません。質が問われます。ただ、孫世代になると、G2勝ち馬とかから凄い馬が出てくる可能性はあります。こういったことは、競馬のレベルが高くなると起きる現象なので、格にこだわるのではなくて、そういったことに目を向けることも本当にいいところを、社台にとられる以上は、必要なことかもしれません。ぱっと見た感じで、G1を取れなくても種馬として通用しそうな馬書いておきます。それと、G1馬も。

アンライバルド、リーチザクラウン、ジョーカプチーノ(この馬は、思ったよりも回りの評価が低い馬です。展開が向いていたように書かれていますが、少なくとも、3歳馬の春に、1200を1分8秒台で2度走り、1600を1分32秒台で走った馬というのは、私はそれほど知りません。この後いい成績が残せなくても、十分種馬にふさわしい馬です)、アルナスライン(この馬は、アドマイヤベガのなかでは一番走った馬で、その後継というならこの馬かもしれません。ただ、どこまで期待できるか。マイネルキッツの天皇賞2着ですね。ただ、マイネルキッツよりは可能性はるんじゃないでしょうか)、インティライミ(この馬は、ダービーでディープインパクトの2着になりました。宝塚記念の3着などもあるし、可能性が全くないとは思いません)、ニュービギニング(ディープインパクトの弟です。大した成績は残していませんが、普通はこういう馬は種馬にしますね。ただ、全く駄目と言うことも多いと思います)。ちょっと見ただけではこれぐらいしか思いつきませんが、アンライバルドやリーチザクラウンは駄目でも、それ以外だったら、可能性はあるんじゃないでしょうか。リーチザクラウンがこぼれ落ちてくることもあるし、ここに書いてある馬を手に入れようと思うのなら、ラフィアンぐらいだったら、可能なはずです。

特別レースと最終レースの1,2着馬の血統

特別レースと最終レースの1,2着馬の血統を数えてみました。とは言っても、今年のを数えるつもりだったのが、去年のを数えてしまいました。今年の数字と多少は違うかもしれませんが、恐らく、そんなには違わないと思います。ということなので、この数字は、2008年のものです。それと、ノーザンダンサーには、ワイルドラッシュなどのアイスカスペイド系の馬も入れてあります。それは、他も同じで、サンデーサイレンスには、タイキシャトルなどが入っています。別に数えようとも思ったのですが、同系ということで、その他ではなくて、近い血統に入れました。その他は、5,6頭いました。それと、分からないのも1,2頭いました。ノーザンダンサー、32頭。ミスタープロスペクター、20頭。ナスルーラ、16頭。サンデーサイレンス、40頭。ロベルト、9頭です。見ると、サンデーサイレンスが多いですね。福島では、ノーザンダンサーが圧倒的だったので、夏場にサンデーサイレンスは弱いのかとも思いましたが、この結果を見ると、そういったことはないようです。今年は雨が多かったので、その影響があったのかもしれません。それと、出足は、ノーザンダンサーとミスタープロスペクターが断然よかったように思いました。馬場がいいときは、スピードが生きるということなのかもしれません。それと、できれば馬の割合も数えるべきだと思うのですが、それは、この間数えたのとそれほど違いはないのではないかと思います。時間があれば数えたいと思います。割合を考慮してこの数字を見た場合は、どうなんでしょうか。意外なのは、ロベルト系が9頭しかいないことです。リーディングの上位にはかなりこの血統の馬は入っていますが、必ずしもそれが割合と同じではないのか、それでなければ、夏場に弱いのかということになりますが、その辺は今すぐには分かりません。恐らくナスルーラを見ても、頭数割合に比べて、いい成績を残してるんじゃないでしょうか。

社台のアホ

調教師がアホなのかと思ったら、やっぱり社台だったね。会員さんがいますからって、あっさりしてるわ。しかし、なんなんだろうなこの連中。この内容で、会員が不満を言うか。それだったらもとからいうだろう。海外遠征するなって。もしかしたら、そういった声に答えたっていうことなのかもしれないね。でも、こんなことやってていいのかね。本当日本の競馬は分からないね。景気の影響なのかもしれないけど、そんな評判落とすようなことばかりやっていたら、結局最後に損するのは社台なんじゃないですかね。もう、本当社台に代わる何かにでてきて欲しい。

昨日の続き

昨日は、リーディングの上位に、ターントゥの血統が入っている馬が多いと言うことを書きました。元々どの程度ターントゥがいてとか、それで現在こうなっていますと言う話ではないので、適当なところもありますが、それでも必要とされなければ血統からどんどん消えていくと考えるのなら、間違いなく必要とされているんじゃないでしょうか。それはヨーロッパを考えれば分かると思います。そもそもヨーロッパにターントゥはいません。ターントゥは、アメリカに輸入され、競走馬としても種馬としてもアメリカで活躍したからです。それにも関わらず、ヨーロッパでターントゥの力が必要とされているのは、今現在のリーディングの上位をみれば一目で分かります。ヨーロッパの場合、ターントゥは、ノーザンダンサー系の馬をアメリカから輸入したために、たまたま母系に入っていたものといってもいいかもしれません。サーアイヴァーは、イギリスダービー馬だったと思いますが、アメリカでもヨーロッパでも種馬をやっていましたから、そういったものもときどきみかけます。オーストラリアのザビールの血統はヨーロッパから出ていますね。後は、現在、レッドランサムとかも産駒がいるようですが、そういった父系としての血統というのは、本格的に活躍しているとはいえないと思います。レッドランサムからは、エレクトロキューショニストが出たので、なくなってしまったのは本当に惜しかったと思います。ただ、実際に結構ターントゥの種馬というのはいるとは思います。それでも、目立つ活躍がないのが実状だと思いますが、繁殖で力があるのなら、母系に入るのには十分なくらいの数はいるんじゃないでしょうか。もちろん、良質の種馬がいるというわけではないので、かなり微妙な感じはします。元々、ヨーロッパにはターントゥはいなかったわけですから、今現在のヨーロッパにターントゥが母系に多く入っているというのは、単なる偶然では説明が付くはずがありません。必要とされているといって間違いありません。それは、アメリカでもかわらないといっていいのではないかと思います。それも、ターントゥの特徴は切れですから、それがダート競馬のアメリカでも必要になっているというのは面白いですね。ダートの場合、切れよりもスピードが必要なはずです。レイチェルアレキサンドラのビデオをユーチューブ見ましたが、とんでもない馬です。レイチェルアレキサンドラのどこに切れがあるのかというなら、直線を向いたときに一気に突き放す脚じゃないでしょうか。あれも、私はサンデーサイレンス系の特徴としてあると思いますが、ターントゥからきていると考えていいように思いました。最近のアメリカでは、ミスタープロスペクター系というと、ディストーティッドヒューモアが、常にリーディングの最上位のほうにいますが、他には、スマートストライクやストリートクライなんかがいい馬を出してますね。カーリンやゼニヤッタなんかがそうです。こういった馬にもターントゥは入っています。ディストーテッドヒューモアには、母の母がヘイルトゥリーズンで、4代母がターントゥ産駒です。これは、一代おいて、牝系にターントゥが入っていますが、強い馬には、よくこの配合があります。ニックスに近い効果があると考えていいのではないかと思っています。スマートストライクは、カーリンを出しましたが、母系がターントゥですね。シアン系です。シアンというのは、本当にときどきしか見かけない血統です。ストリートクライは、マキャベリアン産駒です。マキャベリアンの母系は、ヘイローです。マキャベリアンというと、大した活躍血統だったとも思わないので、ここにきて、ストリートクライがケンタッキーダービー馬やゼニヤッタを出したのは、時代が向いてきたと考えることもできるんじゃないでしょうか。ミスタープロスペクター系で、他にもターントゥが深く関わっている血統があったら、それも後で書きます。

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